手芸やアクセサリーなど、ものづくりが好きな50代なら、趣味を収入に変えられるかもしれません。

「もっと上手に作りたい」

「誰かに作って喜んでもらいたい」

50代でこのような意気込みを持っている方であれば、老後も続けやすいハンドメイド作家は、長期的な収入源としておすすめです。

この記事では、50代から目指すハンドメイド作家について紹介します。50代の方にも始めやすいおすすめジャンルや平均年収、必要なスキルなどにも触れて解説します。

-この記事でわかること-

  • 50代からのハンドメイド作家におすすめのジャンルは、アクセサリー、キッズ・ペットアイテム、ドライフラワーなど
  • ハンドメイド作家の年収と活動期間はあまり関連してしない
  • ハンドメイド作家に向いている人は、ポジティブにトレンドを取り入れながら作家活動を継続できる人
  • 人気ハンドメイド作家になるためには制作スキル、営業スキル、販売ルートのスキルが大切

目次

  1. 50代からハンドメイド作家になるために、まず考えたいこと
  2. 50代からでも稼げる!ハンドメイド作家でおすすめのジャンル
    1. アクセサリー
    2. キッズやペットアイテム
    3. レジン(樹脂)作品
    4. レザークラフト
    5. ドライフラワー
  3. ハンドメイド作家の年収はどれくらい?
  4. ハンドメイド作家に向いている50代はどんな人?
    1. コツコツと継続できる人
    2. トレンドに敏感な人
    3. ポジティブな思考を保てる人
  5. 50代からハンドメイド作家を目指す人に必要な資格やスキルとは
    1. 必ずしも必要な資格はない
    2. ハンドメイド作家になるために身につけておきたいスキル
  6. 50代ならではの趣味と経験を活かしてハンドメイド作家になろう!

50代からハンドメイド作家になるために、まず考えたいこと

50代からハンドメイド作家を目指すなら、まずは以下に挙げる3つのポイントを考えてみましょう。

  • 5ハンドメイド作家として活躍できる分野があるか
  • 趣味から仕事へ変えるだけの技術をもっているか
  • 地道に継続できるか


趣味や得意な分野があれば、強みを活かしてハンドメイド作家デビューも夢ではありません。ただし、ハンドメイド作家になることと作品が「売れるかどうか」とは別問題です。買ってくれる人が大勢いる人気分野に取り組めば、収入につなげやすくなります。一方で、競合が多い分野だと注目されにくく、販売が難しくなる可能性もあります。

さらに、ハンドメイドを仕事にするなら、趣味から一歩進んだ技術も必要です。スキル不足は作品のクオリティ、そして収入に直結します。

また、地道な営業活動を続けて、収入につなげる努力も大切です。ハンドメイド作家としてデビューした直後から売れるケースはあまり多くありません。状況を見て軌道修正しながら継続していく根気が必要となるでしょう。

このように、50代からのハンドメイド作家には、スキルを磨くこととともに、ビジネス戦略が必須です。

50代からでも稼げる!ハンドメイド作家でおすすめのジャンル

50代からハンドメイド販売を収入源とするなら、作品ジャンルの選び方が大切です。どの分野に特化したハンドメイド作家を目指すかを考えてみましょう。

人気のある分野は競合も多く、思うように収入につながりにくい可能性があります。一方、ニッチな分野だと競合は減りますが、客層が限られてくるでしょう。

このように、ジャンルの決定は非常に悩みやすいものです。そこで、ハンドメイドを目指す50代におすすめのジャンルを紹介します。

アクセサリー

アクセサリー作りは、ハンドメイド業界で最もポピュラーな分野です。製作時間が短く、材料費も抑えやすいため、ハンドメイド作家のデビューにもおすすめです。しかし、人気が高いからこそ競合は多く、アレルギー対策をふまえた入念な素材選びが求められます。

また、人気作家を目指すなら、オリジナリティを高めること、トレンドを常に意識することを心がけておきましょう。

商品価格は、材料費の3〜4倍が目安です。ハンドメイド作家として注目されれば、受注増加により安定した収入を得やすくなるでしょう。

キッズやペットアイテム

キッズやペット用のアイテムは、日常だけでなくギフトとしても選ばれやすいハンドメイドジャンルです。キッズなら通園・通学グッズ、赤ちゃんにはスタイ(よだれかけ)やガーゼのハンカチなどが喜ばれます。また、犬や猫などペット用の洋服なども、近年は高い人気を誇っています。

1点ずつオリジナリティを出したり、統一したデザインで量産したりと自由度が高いのも、キッズやペットアイテム製作の楽しいところです。小さい作品が多く、短時間で作りやすいという製作上のメリットもあります。

キッズやペットアイテムの販売価格は、商品によって大きく異なります。小物なら1,500円~3,000円、通園バッグやペット服なら5,000円~8,000円程度が販売価格の相場です。

レジン(樹脂)作品

樹脂を固めるレジン作品は、根強い人気があります。美しい透明感が特徴で、自然素材や押し花を封入するなど工夫と応用の余地が広く、オリジナリティのある作品作りをしたい方にぴったりです。

初期費用として、型やUVライト、手袋などの保護具といった道具類にお金がかかりがちなジャンルでもあります。しかし、一度揃えてしまえば、ネックレスやピアスなどのアクセサリーから、小さなインテリアなど、幅広いハンドメイドが可能です。

レジンを硬化させる時間が必要なため、作品が大きくなればなるほど、制作時間が長めになります。その分、アクセサリーなら2,000円~7,000円、小型のインテリアなら2,000円~4,000円程と、相場が比較的高めの価格帯となっています。

レザークラフト

レザークラフトは、長年使える耐久性の高いアイテムとして人気のハンドメイド商品です。まずは、キーケースやカードケースなど小物から制作すれば、初期投資を抑えてハンドメイド作家を目指せるでしょう。

ただし、高品質なレザークラフトを制作する場合、革材料の仕入れが大きな出費となる傾向があります。また、耐久性が求められることから、制作時間が長くなりやすく、手間と価格設定の折り合いが大切です。

レザークラフトの相場は、キーケースやカードケースで5,000円~10,000円、長財布なら15,000円~30,000円程度です。ハンドメイド作家は、ネームサービスやステッチなどに独自性を出して販売しています。

ドライフラワー

ドライフラワーは、ウェディングブーケや記念品として人気があり、オーダーメイドでの制作が一般的です。インテリアとして長く利用できるドライフラワーの作品は、ハンドメイド作家として注目されれば、安定した収入になりやすい傾向があります。

なお、ドライフラワー作品を作るためには、生花を乾燥させて材料を準備する時間として1~2週間が必要です。販売の際は、納期を長めに設定したり、材料となる乾燥花をストックしておいたりと、工夫することをおすすめします。

ドライフラワーの販売価格は、スワッグで3,000円~8,000円、リースなら5,000円~10,000円程度が相場となっています。オーダーメイド単価を設定すれば、ハンドメイド作家としての収入アップも目指せるでしょう。

ハンドメイド作家の年収はどれくらい?

ハンドメイド作家の年収は、2019年に実施された「ハンドメイド主婦・主夫作家の意識調査」(ハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」調べ)が参考になります。

参考:minne byGMOペパボ調べ

また、上記で紹介した月収と、同調査でわかった作家活動歴の月収から、ハンドメイド作家の年収は以下のように推測できます。

参考:minne byGMOペパボ調べをもとに筆者作成

これらの資料から、必ずしもハンドメイド作家の活動期間が長いからと言って、年収の高さに結びつくとは限らないことがうかがえます。ハンドメイド作家にとっては、トレンドを敏感にキャッチすることのほうが重要といえそうです。

とはいえ、材料の仕入れや道具の購入などの初期費用をまかなうためには、活動を継続することも大切です。そのためにも、ファンから長く利用してもらえる人気のハンドメイド作家を目指すといいでしょう。もちろん、赤字にならない価格設定も大事なポイントとなります。

ハンドメイド作家に向いている50代はどんな人?

50代からのハンドメイド作家に向いている人は、責任を持って制作・販売をしている、信頼できる人です。信頼できるハンドメイド作家かどうかは、収入にも大きく影響します。

ハンドメイド作家に向いている人の詳細な特徴を紹介します。以下の項目に該当するものづくりが好きな50代の方は、副収入としてハンドメイド作家を目指してみてはいかがでしょうか。

コツコツと継続できる人

ものづくりが好きで、コツコツ継続できる50代は、ハンドメイド作家に向いています。

コツコツと継続するための集中力があれば、品質を落とさず作品を作れるため、人気のあるハンドメイド作家を目指せます。また、ハンドメイド作家には、梱包や販路の構築も必要です。ものづくりだけでなく、さまざまな雑務も途中で投げ出さない50代には、ハンドメイド作家がおすすめです。

トレンドに敏感な人

ハンドメイド作家には、作品づくりのセンスとともにトレンドへの敏感さが必要です。流行を上手に取り入れつつ、オリジナリティのある作品が作れる50代には、ハンドメイド作家がおすすめです。

日頃からSNSをチェックしたり、お店に足を運んだりしている50代なら、安定した収入を目指しやすくなります。ハンドメイド作家は、トレンドを取り入れつつ、年代に合わせた作品が作れるかどうかが、収入につながると言っても過言ではないでしょう。

ポジティブな思考を保てる人

50代からハンドメイド作家を目指す人にとって、ポジティブ思考も欠かせません。

作品を販売しても、売れないことや期待できる収入を得られないこともあります。ハンドメイド作家として軌道に乗るまでは成果が現れにくく、途中で辞めてしまう人も少なくありません。収入アップを目指し、試行錯誤しながら前向きな姿勢で取り組める50代なら、ハンドメイド作家に向いていると考えられます。

50代からハンドメイド作家を目指す人に必要な資格やスキルとは

50代からハンドメイド作家を目指すとき、

「ただの趣味から始めていいの?」

「資格がないとハンドメイド作家にはなれない?」

このような疑問を抱える50代は、決して少数派ではありません。

そこで、50代から始めるハンドメイド作家に必要な資格やスキルを紹介します。

必ずしも必要な資格はない

ハンドメイド作家になるにあたって、年齢を問わず資格は必要ありません。そのため、50代が自分の趣味を活かしてハンドメイド作家を目指すことが可能です。

ただし、ハンドメイドにつながる認定資格を持っていれば、顧客への信頼度が上がります。資格取得のための勉強で最新の知識やスキルを身につけられる場合もあり、取得しておいて損はありません。

ハンドメイド作家になるために身につけておきたいスキル

50代からハンドメイド作家になるなら、資格だけでなくスキルの取得・向上にも目を向けておきましょう。

趣味の範囲から抜け出し、ハンドメイド作家として収入を得るなら、制作スキルが必須だと言えます。ハンドメイド業界は、出品する作品にもよりますが、競合相手が多くなりやすい傾向があるからです。

魅力ある作品作りだけでなく、営業力や販路の構築スキルも必要不可欠でしょう。

ハンドメイド制作のスキル

趣味のハンドメイドを、突然プロ並みの作品に仕上げるのは非常に困難です。しかし、作品として購入してもらえるだけのハンドメイドスキルは、身につけておかなければなりません。

スキル不足のまま販売を始めてしまうと思うように買い手がつかず、単価を落として量産するなど、負の連鎖につながりがちです。スキルに自信がない間は、自分が作りやすいジャンルでハンドメイド作家を目指すことがおすすめです。

販売が軌道に乗りだしたら、少しずつオリジナリティを取り入れ、幅広いジャンルに挑戦していくといいでしょう。

営業スキル

ハンドメイド作家にとって、営業スキルも欠かせない重要な要素です。近年、ハンドメイド作品を販売するサイトやアプリは充実していますが、そこにただ出品するだけでは人の目に触れない可能性があります。

市場調査だけでなく、買い手の購入意図や検索キーワードを分析したり、作品の紹介方法を工夫したりするなど、営業方法も身につけておきましょう。

営業方法で悩んだときは、競合相手や人気のハンドメイド作家が、どのような販売方法をしているか調査してみるのもおすすめです。アピール手段の参考となるので、自己ブランドの立ち上げに役立ちます。

販売ルートのスキル

自分で作ったハンドメイド作品を売る方法には、サイトやアプリだけでなく、自分でWEBショップを立ち上げる方法もあります。

サイトやアプリを活用すると、買い手は多いものの、販売手数料が差し引かれてしまいます。自分でWEBショップを開設して販売するなら、認知度の向上が不可欠ですが、販売手数料はかかりません。

そのため、50代からハンドメイド作家になるなら、販売ルートの特徴を理解しておくことが大切です。また、先を見据えて多角化的な販売計画を立てるスキルも身につけておくと、大いに役立つことでしょう。

50代ならではの趣味と経験を活かしてハンドメイド作家になろう!

50代でハンドメイド作家になるために、知っておきたいポイントを紹介しました。

50代になると、さまざまな趣味や経験があることでしょう。そのなかで、「ものづくり」の趣味や経験があるなら、収入化できる可能性があります。

ただし、ハンドメイド作家として安定した収入を目指すなら、スキルを身につけることも大切です。50代からハンドメイド作家になるなら、ぜひこの記事を参考に人気作家を目指してくださいね。