
こんにちは、須澤侑子です。 今回は、私の夢の実現までの道のりと、その想いについてお話します。
夢に向かって、まず始めたこと
夢ができたとはいえ、何から始めていいのか分からず、「やろう!」という気持ちばかりが先にありました。
これまで、ワークショップ講師としてさまざまなマルシェに出店したり、実行委員として関わった経験から、マルシェの開催には多くの人の力が必要で、ひとりではできないことを痛感していました。 そこで私は、まず“仲間を集めること”から始めることにしました。
ママたちの力は無限大
これまで、幼稚園の父母会長など、学校・園関係の役員として活動する中で、さまざまなママたちの思いやパワーに触れてきました。
その中で、「子供たちにお金の価値を伝えたい」「マルシェが好き」「何か得意なスキルを活かしたい」「一緒に子育てを楽しみたい」と思ってくれる4人のママたちに声をかけ、“多摩市こどもマルシェ実行委員会”を立ち上げました。
ママたちの中に秘められた力やアイディアは本当に素晴らしく、そこからは驚くほどスムーズに、マルシェ開催に向けて物事が動き出しました。
はじめての開催、たくさんの支え

ついに迎えた、こどもマルシェ初開催の日。
準備段階では、専門講師をお招きして「キッズマネー講座」を開催し、子供たちに事前学習の場を設けました。
また、日頃お世話になっている企業の皆さまのご協力もあり、子供たちにも負担がかからない形で会場をお借りすることができました。
たくさんの方のご支援、ご協力のおかげで、夢だった「こどもたちが主役のマルシェ」を実現することができたのです。
子供たちが“店長”になる日
こどもマルシェでは、「こども店長」と呼ばれる子供たちが、事前にチームを組んでお店を計画し、マルシェ当日には実際に現金を使って販売体験をします。
売上やおつりのやりとり、お客さまとの接し方など、すべてがリアルな体験です。
遊びではなく「本物の仕事」として、子供たちが自分たちの力でやり遂げる姿には、大人の私たちも胸を打たれました。
仲間がいれば、ママの力は無限大
今回のマルシェの成功は、決して私ひとりの力ではありませんでした。
それぞれに子育てや仕事を抱えるママたちが、時間をやりくりして集まり、得意を持ち寄り、子供たちのために動いてくれたおかげで夢が現実になったのです。
「ママってすごい!」そんな言葉を、私は心から実感しました。
忙しい毎日を送る中でも、誰かのために動けるママたちのエネルギーは、本当に尊いものだと思います。
もし今、「自分には何もない」と思っているママがいたら、そんなことはありません。
あなたの中にも、誰かを支える力や、誰かを笑顔にできる素敵な力が必ずあります。
今、この瞬間を、子供たちと一緒に楽しもう

子供たちはあっという間に大きくなります。
「あとでいいか」と思ったことが、あっという間に過ぎ去ってしまうのが子育ての時間です。
けれど、その中にこそ、かけがえのない“今だけの時間”が詰まっているのだと、私はこのマルシェを通じて強く感じました。
夢に向かって動くのも、家族と過ごす日常も、どちらも大切な「人生の一部」。
子供と一緒に悩んだり笑ったり、思いきり楽しみながら、自分自身も心から笑える時間を積み重ねていきたいですね。
どうかこれからも、“ママだからこそできること”を信じて、自分らしく、今を楽しんでください。
 たとえ小さな一歩でも、それは未来への確かな一歩になると、私は信じています。
 
Tama lulu
須澤侑子さん
- 「ママと赤ちゃんのためのワークショップ教室Tamalulu」主宰。 
 ハンドメイド石けん教室や子ども向けマルシェ「たまこマルシェ」を開催。
- 3児の母として育児に奮闘する中、ワークショップとの出会いをきっかけに起業。 
 自身の経験を活かし、ママの息抜きの場を提供。
- やらぬ後悔より、やる後悔」を信念に、子育て中のママたちの笑顔を増やす活動を展開。
 
             
         
             
             
         関連記事
            関連記事
         
                     
                    