
こんにちは須澤侑子です。
「子供もが小さいうちは、なかなか外に出られない」
「誰にも頼れず、育児がしんどい…」
「子育ての毎日、私って何者なんだろう?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
私もまさにそうでした。0歳・1歳・2歳の育児に追われ、誰にも頼れず、自分を見失いかけていました。
しかし、あるワークショップとの出会いが、私の人生を変えました。
私は「ママと赤ちゃんのためのワークショップ教室Tama lulu」として、個人事業主としての活動を始めました。現在ではハンドメイド石けん教室や、子供向けマルシェ「たまこマルシェ」を主催しております。
そんな私が、女性として母としてどんな経験をし、何を思って、今のような活動をしているのか。お話しさせてください。

◆私が「Tama lulu」(たまるる)という教室を作ったきっかけ
私は大学卒業後、営業としてやりがいのある仕事をしておりましたが、出産を機に退職し、3人の子供の育児に追われる毎日。
「主人や親には理由がないと頼ってはいけない」と思い込んでいた私は、気づけば育児ノイローゼ状態になっていました。
そんなある日、気分転換のつもりで参加したワークショップで、「自分のための時間を持つことの大切さ」を思い出したのです。
ワークショップ中は久々の子育て以外の作業に集中する楽しさを改めて感じました。そして、担当講師の女性が同じ年の子供を持つ母だったことを知り衝撃を受けました。
私が子供を出産した当時は、仕事をしていないと保育園に入れない。保育園に入っていないと仕事が決まらないという悪循環の時代でした。また、パートをしても子供たちに体調不良の度に、会社に謝罪し代わりの人を探すことに疲れているママ友の姿も見てきました。
ワークショップで出会った講師の後押しもあり、当時末っ子の為に取得した「赤ちゃんの歯固め」を作る認定講師の資格を活かし、私は”ママの息抜きの為の”ワークショップ教室として「ママと赤ちゃんの為のワークショップ教室Tamalulu」を開設いたしました。

◆Tama luluワークショップ教室講師として得られること
私のワークショップ講師としての日々の裏側を少しご紹介させてください。
長男を幼稚園に送り出した後、1歳の娘と0歳の息子を連れてワークショップの開催に向かいます。ワークショップ中、私は0歳の息子をおんぶしながら、1歳の娘は部屋の隅でおもちゃ遊び。
「ママ、抱っこ!」と泣き出してしまうこともあるけれど、それでも参加したママたちと「子育てあるある」を話していると、自然と笑顔になれるんです。お互いに共感し合うことにより、私の心の霧がどんどん晴れていきました。
ワークショップに参加された方から「久々に楽しかったです!」「外に出る理由ができた~!」など嬉しいお声を聞くとより一層私の心は元気になりました。

◆やらぬ後悔より、やる後悔
もし、あのとき「私には無理…」と諦めていたら、今の私はいません。
「やってみよう!」と小さな一歩を踏み出したからこそ、ワークショップを通じてたくさんの笑顔に出会えました。
「やらないで後悔するよりも、やって後悔したほうがよい。」昔からある言葉です。
失敗したらどうしよう。と心配になり、何もできない、進めない時ってありますよね。でも、そのまま悩んでいても何も変わりません。失敗した時は、どうして失敗したのかを考え修正すれば、次は成功します。
想像するだけで諦めてしまうのが一番もったいない!ゆっくりでもいいので行動し、前に進み続けると楽しい未来が待っています。
次回は、コロナ禍での試練と、それによって変化した私の目標についてお話しします。
「ピンチをチャンスに!」 をテーマに、どんな風に乗り越えてきたのかをお伝えしますので、お楽しみに!

Tama lulu
須澤侑子さん
- 「ママと赤ちゃんのためのワークショップ教室Tamalulu」主宰。
ハンドメイド石けん教室や子ども向けマルシェ「たまこマルシェ」を開催。 - 3児の母として育児に奮闘する中、ワークショップとの出会いをきっかけに起業。
自身の経験を活かし、ママの息抜きの場を提供。 - やらぬ後悔より、やる後悔」を信念に、子育て中のママたちの笑顔を増やす活動を展開。